第9話 夫が中卒になった経緯1

かい

こんにちは。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます!

博士

これまでは、夫・カイとの出会いから時系列で書いてきましたが、今日は少し趣向を変えて、がなぜ中卒になったのかについてお話しします。

かい

よく考えたら、まだきちんと説明していなかったんですよね。
あまり面白くないかもしれませんが・・・
最後まで読んでいただけると嬉しいです。

この記事の内容

小学校時代の夫

夫・カイはなぜ中卒になったのか。
これについて説明するには、時間をずーっと遡り、カイさんの小学校時代の話から始めます。

当時小学校2年生だったカイさんは山口県の山の中の新興住宅地に、父、母と3人で暮らしていました。
この少し後に妹が生まれるのですが、この時はまだいませんでした。

この頃のカイさんは学校から帰ると、よくお母さんと一緒にテレビを観ていたそうです。
で、これは今もそうなのですが、カイさんは何かをやり始めると異常に集中してしまい、話しかけられても気付かなくなります。
この頃もそうだったらしく、テレビを観ていてお父さんが帰って来ても気付かない。

お父さんが目の前に来て「ただいま」と言うとやっと少し反応するものの、またすぐ夢中でお母さんと一緒にテレビを観続けていたそうです。

そんなある日、ついにとうとうお父さんが切れて曰く、

「今日からうちはテレビは無し!!!!!」

と怒鳴るや否や、本当にテレビを捨ててしまいました。

というと、なんだかお父さんが頑固で極端な感じがしてしまうかもしれませんが、実際に夫・カイの過集中は相当酷く、現在一緒に暮らしている私も度々イライラします。
カイさんは何かに気を取られると、本当に全く返事をしなくなってしまうのですね。
だからお父さんに気持ちは痛いほど分かります。

ちなみに、今の私たちの家には、元からテレビがありません。

ラジオと音楽

それほどまでに熱中していたテレビですが、いざ捨てられてみると、

かい

意外と平気だった

そうです。
小学校3年生になると妹も生まれ、家の中も賑やかになりました。

それからは妹のお世話をしたり、友達と沼や川で釣りをしたり、サッカークラブに所属したりして、ごくごく普通に成長しました。

カイさんが中学生になったある日、お父さんからラジカセを買ってもらったそうです。
テレビはダメだけど、ラジカセは買って貰えたんですね。

カイさんは嬉しくて早速ラジオをかけ、くるくるチャンネルを回していたところ、雑音に混ざって洋楽のロックが流れて来ました。
この時、今でも忘れられないような衝撃を受けたのだとか。

カイさん本人が分析するには

かい

山の中でテレビもなくて、何年もメディアから断絶されてたところに突然外国の音楽を聴いたから、その衝撃は凄まじかった。

そうですが、正直私はこの話を最初に聞いた時、まだの実家に行ったことがなかったので、

博士

山の中って、なんだか昔話みたいだけど、さすがに言葉のあやでしょ

と、話半分に聞いておりました。
が、その後実際に夫の実家に行ってみたところ、

博士

こりゃあ確かに山の中だわ!!!!!!

と、驚愕しました・・・。
一応、もともと新興住宅として開発された土地ですので、近隣にそれなりに家はあります。
それから田畑も多く、昔から続いているのであろう重厚な造りの農家もちらほらあります。
だから人が暮らしている気配はそこかしこにあって寂しい感じは全くないのですが、ただそこに行くには、くねくねした山道を何十分も車で走らないといけないのです。
中国山地は低いのでトンネルが掘れないのでしょう、だから所謂ワインディングロードが延々と続くのですね。

そしてその山奥の集落にはあまりお店がなく、一番近いコンビニまでも車で15分。
山の中に田畑と家だけが何軒かある、とても静かなところです。
この年齢になって行くとその集落の美しさや良さが分かりますが、思春期をそこで過ごすのは、もしかすると退屈かもしれません。

それを思うと、そういう静かな環境でテレビもなく過ごしていたカイさんが、突然洋楽のロックを聞いた時に受けた衝撃は、確かに相当なものだったであろうと思うのです。

カイ、ギターにハマる

それ以来、カイさんは完全に音楽にハマり、あれこれ聴きあさるようになりました。
とはいえ街まで車で何十分もかかる山の中なので、CDショップには気軽に行けません。
(当時は当然、今のような音楽のサブスクはおろか、インターネットもないのでストリーミングも出来ませんでした。音楽を聴くには、CDショップでCDまたはレコードを買うか、レンタルするしかありませんでした。)

だからラジオを聴くか、または兄や姉のいる友達からCDを借りるなどをして聴いていたそうです。

そしてそのうち、自然の流れで自分でも音楽をやりたくなりました。
家には、お父さんが昔弾いていたというクラシックギターがありました。

余談ですが私たちが子供の頃は、割とクラシックギターがある家が多かったのではないかと思います。
というのは私たちの親世代(団塊世代)が若かりし頃にフォークソングが大流行したので、親世代には軽い嗜みのような感じでクラシックギターで弾き語りできる人が多かった・・のではないかと思う。

なぜそう思うのかというと、私の実家や親戚の家にもクラシックギターがあったからです。
そして私の父も普段は全然音楽に興味なさそうなのに、なぜかクラシックギターで弾き語りが出来るのですね。
(周りからやれと言われるとやりますが、父が自発的にギターを弾いたことは一度もありません。)

ただこの辺は統計をとった訳ではないので、あくまでも私の体感による仮説です。
一応科学者なのに、主観的な仮説を立ててすいません。

閑話休題。
そう言う訳でカイさんの実家にも、団塊ジュニア世代の必須アイテムとも言うべき(?)「お父さんのクラシックギター」があり、カイさんはこれを弾くようになりました。
テレビを捨てられてしまうほどの過集中がここでも発揮され、カイさんのギターの腕はメキメキ上達して行った・・・のではないかと思います。
本人は正確的に自慢しないので、絶対にそんなことは言わないけども。


さて、この話はもう少し続くのですが、長くなったのでいったんここで終わりにします。



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