第4話 夫の学歴を知った時のこと

博士

こんにちは、博士(ハクシ)ちゃんです。
今日は私が夫の学歴を初めて知った時のことについてお話しします。


実は夫との食事会をセッティングしてくれたO先輩からは、夫の学歴や職歴については事前に何も聞いていませんでした。
夫の学歴は、食事会の場ではじめて知ったのです。

食事会についての過去記事はこちらから(上から時系列に並んでいます)↓

この記事の内容

何も喋らない人

食事会は、待ち合わせ場所だったO先輩の事務所近くの焼肉屋でやりました。

焼肉屋では、私とカイさんが隣に座り、その向かいの席にO先輩が座りました。
こういう座席の配置は、あまりこういう場では一般的ではなかったかも知れない。

一通りお肉やお酒を注文して、ふと気付いた。

博士

あれ、なんかカイさん、今日会ってからほとんど何も喋ってないな・・・

事務所で会った時は挨拶してくれたし、お茶も出してくれましたが、そういう社交辞令的な会話以外は一言も発していないのですよ。

O先輩とも、事務所にいた時もその後焼肉屋に移動する時も、仕事の話を少ししているだけ。
それもO先輩が話したことに、カイさんが返事をしているだけです。

とりあえず、カイさんはとても無口な人、もしくは人見知りをするタイプなのであろう、と思いましたが、それにしても全く喋らない人とすぐ隣に座っているので、なんだかとても気まずい雰囲気に・・・。


私自身は、普段から全く人見知りをしません。
生まれてから一度も人見知りをしたことがないので、人見知りという現象が、個人の中でどのようなプロセス及びメカニズムで発生するのか全く分からないレベルです。
なぜ人見知りするのかも、人見知りしている時にどのような感情になっているのかも、何も分からないのです。

そして私自身もあまり初対面の人から人見知りをされません。
普段人見知りするという人でも、私に対しては人見知りをせずに初対面から打ち解けてもらえることが多いです。

それは多分、私がいつもエヘラエヘラしているから・・・。
背も低いし、顔もオカメとかコケシに似ているので、外見的な威圧感はゼロなのですよ。
自分が丸腰であることアピールするべく、常にヘラヘラしているコケシって感じ。

が、しかし今私の隣に座っているカイさんは、完全に人見知りしているではありませんか!!!
私、丸腰のコケシなのに・・・。

人見知りをしている人は可愛らしいし微笑ましいですが、でもここまでされるとなんだか少し辛い。

そういえば事務所でお茶をいれてくれた時も、カイさんは手が震えていてペットボトルの蓋を落としていました。
なんだか勝手に運命を感じたけど、もしかしたら私の一方的な勘違いだったのかも知れない、とちょっと不安になりました。

「僕、中卒なんですけど」

ちなみにここまでO先輩も素面だったので、例によってとっても大人しく無口だったために、本当に重苦しい雰囲気でした。

が、この辺でお酒が来てO先輩はいつものようによく喋るように。
酔った時のいつもの感じになり、一人でよく喋っておりました。
気まずかったので、ありがたかった・・・。


そのうちカイさんもお酒が入ってリラックスしたのか、突然隣に座っている私の方を向き、開口一番

かい

僕、中卒なんですけど

博士

!!!!!!!!!!

博士

しゃ、喋った

ついにとうとう喋った!!!!
あらやだ、声もすてき。
なんかちょっと鼻がつまってるような、自信がなさそうな弱々しい声がとってもすてき。


今から考えると最初に喋った内容が学歴っていうのはなんだか色んな意味でおかしいのですが、多分カイさんとしては、早めに言っておこうと思ったのでしょう。
もしかすると、決死のカミングアウトだったのかも知れません。

しかし私はそれまでの『喋らないカイさんが発していた緊迫感』が凄まじかったので、やっと喋ってくれたことに安堵してしまい、

博士

へえー、そうなんですか

としか返せませんでした。

ハクシって何ですか?

しかし少しして冷静になると、自分も学歴のことは先に言った方が良いのではないかと思いました。

こういうことを気にするのは人によるとは思います。
でも少なくともO先輩からは、私の婚活がうまくいかなかったのは学歴が原因であるというようなことを遠回しに言われていましたし(しつこいけど、実際は多分違うところに原因があったであろうことは自覚しているのでご安心ください)、実際にこれまでに私の学歴を気にする男性もいました。

だからカイさんにも、早めに言うべきだと思ったのです。

博士

私、博士なんですけど大丈夫ですか?

かい

ハクシ?
・・・???

かい

なんかわからないけど、僕の方は全然大丈夫です!

ううう、なんて素敵な人。

と感激したところで、長くなったので次回につづきます。

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