第3話 食事会当日のこと

博士

こんにちは、博士(ハクシ)ちゃんです。

当ブログにご訪問いただき、どうもありがとうございます。

さて、ここまで夫・カイと出会うまでの経緯についてご紹介しております。
前回の記事では、O先輩が酔った勢いで私にカイさんとのお見合いを提案したエピソードをご紹介しました。
紆余曲折を経て、このお見合いは「平日の仕事の後に一緒にお食事をする」ということでまとまりました。



ということで、今回は食事会当日のお話です。
この食事会で、私は衝撃の体験をすることになります。

これまでの記事はこちらから(上から時系列で並んでいます)

この記事の内容

いよいよ食事会当日

ちなみにこの日は2017年6月の水曜日でした。
O先輩に指定された待ち合わせ場所は、O先輩の会社の事務所でした。

O先輩

夕方になればカイも事務所に戻ってくるから、その頃おいで

と言われましたが、

博士

え、いくら就業時間が終わっているとはいえ、
事務所って他にも人がいるのでは、、、

と、ただでさえ緊張しているのに、更に緊張しましたよ。

事務所が入っているビルに到着し、お化粧を直しようとトイレで鏡を見ると、顔色が真っ青ではありませんか!!
そりゃ確かに緊張しておりましたが、それに加えてここまでの辛かった婚活の記憶や、今回もどうせダメだろうという諦めの気持ちも入り混じり、お見合いというよりは就活の最終面接のような有りさまでした。

しかしどんなに恐れていても、その時はやって来るものです。

博士

帰りたいけどO先輩に悪いし、ここはもう覚悟を決めるしかない

かなりビクビクしながら、事務所の扉を開けました。
もしも私が犬だったら、耳としっぽが完全に下がっていたと思います。

衝撃の再会

ビビリながらも事務所に入ると、まずはO先輩がいらっしゃいました。

O先輩

あー、ハクシ・・・

O先輩は何故か素面の時はとてもおとなしく無口なので、ノリノリで食事会の話を進めていたのとは打って変わってこの日もテンションは低めです。

で、次の瞬間O先輩の隣の机に座っている、作業服の日焼けした男性が目に入りました。

博士

!!!!!!!!!!!!!

その人がカイさんであることは、すぐに分かりました。
なにせ遠い昔に会ったことありますし。
ただなんというか、若い頃に一度だけ会った時には全くなかった強い印象を受けたのですよ。

この時の衝撃は強烈過ぎてうまく言葉で表現できないのですが、無理やり表現すると

博士

あ!!!私がずっと探していたのは、この人!!!!

とでもいう感じでしょうか。
松田聖子ちゃんは「ビビビッ」と表現していましたが、実際に体験してみると確かに「ビビビッ」というのも分かります。

やや語弊はあるものの、「懐かしい」といった感情が一番近いかも知れません。
実際に、私はカイさんに昔会ったことがあるので懐かしくて当然なのですが、そういうのとはまたちょっと、いや大分違っていました。

もうなんと言うか相手に対して、
「今までどこに行ってたんだよー」
という感じで、ずっと失くしていた自分の体の一部に久しぶりに再会したような、ものすごく不思議な感覚に襲われました。

結婚した人達からよくこういう話は聞いていましたが、自分が体験するとは思っていませんでしたよ。

私は科学者なのでスピリチュアルなことはあまり信じないのですが、ツインソウルとかソウルメイトという概念が生まれたのも、おそらくこの『ある特定の人に感じる、強烈で不思議な愛着の感覚』を説明するのには、それ以外なかったからなのではないかと思います。

ところでこの日は一応お見合い的な食事会だったので、『結婚するかどうかをお互いに検討する会』という前提なのですが、もうそういうのは完全にすっ飛ばし、

博士

結婚するのは当然のこととして、とりあえず会えてよかった、これでもう私は今世は大丈夫だ!

という謎の安堵感に包まれていました。

後日夫から聞いたこと

余談ですが、カイと結婚してからしばらくして、

博士

もしかしたらあの時のこの思い込みは、私の一方的な勘違いだったのではないか?

という疑念が浮かびました。

もしもそうだとしたら相手にとっては相当迷惑です。
ストーカーってもしかしてこんな感じで誕生するのではないか、と不安になり、夫にこの日の私の第一印象を聞いたところ、

かい

なんだかものすごく懐かしいような、体験したことがない不思議な感じがして、絶対この人と結婚するんだな、と思った。

とのことだったので、あの不思議な感覚は双方的な感覚なのであろうと思われます。


以上の話は全然惚気とかでは無く、人生にはこういうことがあるのですよ、どうしようもない私でさえありましたよ、だからきっとあなたなら、そのうちもっと衝撃的な出会いがありますよ、というのを言いたいだけなので、大目に見ていただけると有り難いです。

そして最後になりましたが、あれだけビビっていた事務所には、結局のところO先輩カイさん以外は誰もいませんでした。

つづく

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