第39話 新婚時代の悩みあれこれ

博士

こんにちは、博士(ハクシ)ちゃんです。

かい

こんにちは、ハクシの夫のカイです。

当ブログをご訪問いただき、どうもありがとうございます。
このブログでは、中卒の夫・カイと博士号を持つ妻・ハクシの日常をご紹介しています。
学歴差があっても、とても楽しく暮らしていますよ!

さて、ここ最近は新婚当時のエピソードや結婚式の計画などなどについてご紹介して来ましたが、今振り返るとこの頃って幸せの中にも大変なことがたくさんありました。
今回はそれらについてお話ししたいと思います。

かい

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この記事の内容

悩み その1:敬語を辞めるタイミングが分からない

このブログには、私たちの会話をそのまま再現した箇所が度々登場しており、そこでは

・私からカイさんに話しかける時はタメ口
・カイさんから私に話しかける時は敬語

ということになっています。

が、実はこれはブログ上の演出に過ぎなく(どんな演出なんだ)、実際には結婚してしばらくの間はお互いに敬語で会話をしていました

カイさんとは再会してから結婚するまでが割と早かったので、変な表現ですがお互いによそよそしさが残ってしまったのですね。

あとはお互いの性格もあるかもしれない。
何せカイさんは自称・ミニオン気質で腰が低いので、敬語で話している方が自然なのでしょう。
そういえばカイさんが誰かに上から目線になっているのを見たことは、これまでに一度もありません。
強いて言うなら妹のエムちゃんに対しては、時々お兄ちゃん風を吹かせる時があって、なんだか新鮮さを感じるくらいです。
その上カイさんは人見知りなので、基本的に人と打ち解けるのに時間がかかります。

そして私は私で一度敬語を使った人に対しては、その後仮に親しくなったとしても、ずっと敬語を使ってしまう習性があります。

ふと思えば、今まで年上の人と付き合ったことが一度もないのですが、これには私のこの習性が関係しているような気がします。
最初に先輩として接した人とは、仲良くなってもずっと敬語のままなので、ある一定以上は打ち解けることができないんですよね。
いろんな相談をしたり、一緒に遊びに行ったりということがあったとしても、あくまでも先輩は先輩もまま。
世の中には上司と結婚する人もいますが、一体どうやって彼らが打ち解けていったのか、私にはさっぱり分からない世界です。

そんな自分を我ながら骨の髄までどっぷり儒教に染まっているなと思いますが、もうそれで何十年も生きて来たので、今更如何ともしがたいのです。


ちなみに当時のお互いの呼び方は、結婚前にそれぞれの苗字にさん付けで呼んでいたので、それをそのまま継続していました。
以前にも書いたように私達は私の方の姓を選択したため(詳細は、下記の記事をご参照ください)、私はカイさんを彼の旧姓にさん付けで呼んでいました。



で、ある時話し合って、お互いをファーストネームで呼ぶことに決めました。
カイさんの方は意外とあっさりファーストネーム呼びに移行していましたが、私はどうしてもどうしてもカイさんをファーストネームで呼ぶことができず・・・。
なぜだか分からないけど、ものすごく恥ずかしい上に、とてつもなく不自然な感じがしてしまうのですよね。
なんだか、演技でもしているような感じというか。


結局この敬語と呼び方の問題は、いつの間にか少しづつ解決していったのですが、ものすごい時間がかかった上に今も完璧には解決していません

悩み その2:トイレに行くのが恥ずかしい

は?とお思いかも知れませんが、実は私はいい歳こいて、結婚してしばらくの間カイさんがいる時はトイレに行けませんでした。
は?

これもものすごく恥ずかしかったのですよね。

しかも結婚当初私たちは、諸事情により私が結婚前から住んでいた1Kほどのビルの一室に住んでおりましたので(詳細は、下記の記事をご参照ください)、トイレに行くのもバレバレな上に、音がダイレクトに聞こえてしまうのです。


で、どうしていたのかと言うと、

私がトイレに行く時は、毎回カイさんにベンダに出てもらう

という、今思うとなかなかはた迷惑な方法を取っていたのです。

カイさんは優しいので、私が

博士

トイレ行きたいんですけど

というと、毎回こちらの気持ちを汲んでくれて、

かい

あー、はいはい
じゃあベランダにいますね

と言って、特に文句を言うこともなくベランダに出て待っていてくれました。

冬の寒空の下でも、夏の炎天下でも、雨の日でも、深夜でも・・・。

しかしこれに関しては、いつの間にか私の内面が変化して行き、徐々に恥じらいがなくなっていきました。
そしてそれに合わせて段階を踏んで、

初期:ベランダに出てもらう
  ↓
中期:イヤホンで音楽を聞いていて貰う
  ↓
末期:別に音を聞かれても気にならなくなる

  
最終進化形:そもそも何が恥ずかしかったのが、自分でも理解できなくなる

となし崩し的に図々しくなっていったのです。


この頃のことをカイさんは時々振り返り

かい

そんな時もありましたねー・・・

と、感慨深そうに回想しているので、なんだかそれはそれで申し訳ないです。

悩み その3:何かとぶつかる

結婚というのは他人同士がいきなり生活を共にする訳ですので、ご多聞に漏れず我々も色々なことでしょっちゅうぶつかりました。
言い争いもたくさんしましたし、結構激しい喧嘩もしましたね。

カイさんは基本的には物静かでおとなしく穏やかですが、喧嘩の時は意外にもちゃんと(?)言い返して来ます。
汚い言葉で罵ったり大声を出したりはしませんが、言い出すと譲らない頑固なところがあります。
どちらかというと理屈っぽい感じ。

一方私はというと、感情的になりつつ論破するという嫌味なタイプの喧嘩をします。

お互い、ある意味理屈系なので、喧嘩の相性は最悪です。

どちらかが殴ったりすれば(色々な意味で)終わるのだろうけど、ねちねちぎゃーぎゃー屁理屈並べて言い争うのが延々と続くので、最終的には疲弊するという。

しかしどんなに言い争いをしてもあまり引っ張ることはなく、次の日には大体仲直りをしていました。
なんかものすごく激しく長い喧嘩もあった気がするけど、もう詳細を忘れてしまった・・・。

そしてそのうちお互いのことを理解してきて、喧嘩をする頻度もだいぶ減って来ました。


とは言え今でも喧嘩をすることはありますし、正直、

「あー、この人根本的に価値観が合わないな」

と思うこともあれば、思われることもある。
それはもうそういう時があるのは、仕方ないことだと思います、元々他人同士だから。
でも、完璧に価値観が一緒でなくても別に良いや・・・と思いながら、基本的には仲良く生活しています。

★★★おわり★★★

かい

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

博士

また次回の記事でお会いしましょう


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